RSIのダイバージェンスでトレンドフォロー

RSIのヒドゥンダイバージェンス(リバーサル)とダイバージェンスを利用して押し目買い・戻り売りのトレードを行う方法

RSIにトレンドラインを引く手法の注意点

RSIにトレンドラインを引く手法というものが世の中にはあります。RSIに引いてる時点で、それをトレンドラインと呼んでいいのかどうかは疑問ですが、とりあえずおいときましょう。


ユーロドル 2時間足チャート
RSIトレンドライン1

この画像のように、RSIにトレンドラインを引いて、そのラインのブレイクをエントリーのシグナルとすることによって、価格に引いたトレンドラインのブレイクでエントリーするよりも、少し早いタイミングでエントリーすることができます。

そういう意味では、ダイバージェンスを駆使したトレードと同じです。


少し早いタイミングでエントリーできるということは、それだけ、ストップまでの距離を浅くできるし、そのぶんロット数も増加できて一気に稼げるということにはなるのですが、注意点があります。


上の画像を見て気付いた人もいるかと思いますが、RSIのトレンドラインなんて、引こうと思えばどこにでも引けるんですね^^;


RSIトレンドライン2

これは、1枚目の画像と全く同じチャートに、あえて変な位置にRSIのトレンドラインを引きましたが、こんな位置に引いても、ボロ負けの連続になりますよね。


なので、結局のところは、RSIにトレンドラインを引くという手法というのは、まぁ手法と呼ぶほどのものでもなく、エントリータイミングを取るための一つの自己流シグナルにすぎないんですね。

このトレードを成功させるコツは、やはりトレンド認識ありきということです。今回の画像でいうと、ダウントレンドであることは明らかなので、まずロングでのエントリーはありませんよね?


基本的には、あくまでもトレンドフォローとして使うことが推奨されます。

トレード自体は、自分がやりやすいルールを作ることが大事だと思いますが、精度を上げるヒントとしては、通常、エントリーのシグナルというものは、複数のサインの組み合わせによってできるということですね。

この、RSIにトレンドラインを引くという手法と、ダイバージェンスやリバーサルを組み合わせることもできますよね。


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RSIとボリンジャーバンドの組み合わせによる逆張り手法【問題つき】


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RSIで逆張り手法のトレードを行う場合の注意点!!

RSIというと、やはり逆張りのイメージが強いみたいです。RSIを使用した逆張り手法は多々、存在しまからね。


けど、私としては、あくまでもトレンドの認識をしたうえでのトレンドフォローを推奨します。


ただ、どうしても逆張りが好きな方や、逆張りでエントリーが得意な方は、RSIだけで判断しないように注意してください。


どういうことかというと、例えば、RSIの値が70以上から70を下回ったからショートとか、RSIが30以下から30を上回ってきたからロング、というのでは、あまりにもエントリーの根拠として弱すぎるんです。


ご存知のとおり、RSIの値は(設定にもよりますが)頻繁に、70以上、80以上、30以下、20以下になります。その度に逆張りのトレードを行っていては、損切りの連続です^^;


RSIの値が80以上とか、20以下になったとしても、反転しないなんてことはたくさんあります。


なので、RSIを利用して逆張りを行う際は、必ず下記に注意してください!

① トレンド認識ができているかまず考える
② 他のツールと併用してエントリーすべきか判断する



①については、まず大前提として、できていなければいけないことです。これができていないと、あらゆる手法が使えません。

②について、RSIで逆張りを狙うなら、RSI以外で逆張りを出すサイン(シグナル)と併用してください。


例えば、代表的なものに、ボリンジャーバンドがあります。ボリンジャーバンドは、本来はボラティリティの強さをはかる順張りツールですが、プラスマイナス2σ、3σを値動きがオーバーすると、標準偏差からズレてるので、一旦価格が止まり易いという性質がありますよね?


RSIとボリンジャーバンドの組み合わせによる逆張り手法【問題つき】


ボリバンも、もちろん2σをオーバーしたとしても、そのままバンドウォークする可能性は多いにありますが、RSIの逆張りのサインと、ボリバンの逆張りのサインが同時に発生している場合は、その分だけ、値動きが反転する確率も高くなります。


全く機能の違うテクニカル指標が、「ここで反転するかもよ!」っていうサインを出すなら、それだけ精度が上がるということです。


もちろんこれは、確率論の話ですが、そもそもFXは確率論で勝つ世界です。相場に絶対はありませんからね。確率は1%でも高い方がよいんですね。


上記は、ただの一例です。反転を出すサインなどは他にいくらでもあります。酒田五法のロウソク足でも「反転の型」というものがいくつかあります。なので、RSIで逆張りのサイン、ロウソク足の型で逆張りのサイン、というのが合わさると、それだけ確率が高まるということですね。


けど、しつこいようですが、トレンドの認識ができているということが大前提です。


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RSIとボリンジャーバンドの組み合わせによる逆張り手法【問題つき】

たしかRSIで逆張り手法のトレードを行う場合の注意点!!の記事で、手法やルール作成について、異なる特性を持つテクニカルツールが同じ方向に進むサインを出す、ということを書きましたが、例を挙げます。


・RSI
・ボリンジャーバンド


この2つを使った逆張り手法です。手法の説明の前に、「何故この2つを使うのか?」と「逆張りのリスク」を理解した方が、応用して自分独自のルールを作れるので、まずはお膳立てから。


異なる特性を持つテクニカルツール


RSIはオシレータ指標です。ハイそんなことはご存知ですね。「高値圏」「安値圏」などの「いきすぎ」を計る指標ですね。またRSIにはダイバージェンスという反転を示唆するサインがあります。


ボリンジャーバンドは、トレンド指標です。あとは、値動きのボラティリティを計るツールとしても有名です。簡単に言うと、バンドの拡大期(エクステンション)が強ければ強いほど、トレンドに勢いがあるってことですね。逆に収縮(スクイーズ)すればするほどトレンドがない状態です。


また、ボリバンには標準偏差と呼ばれる計算があり、値動きは±2σの中に全データの94.45%が収まると言われています。±3σだと99.73%です。トレンドの勢いが強烈な時は、2σと3σの間をレートが推移する時もありますが。


逆張り(反転狙い)として使う


RSIには「いきすぎ」という概念があり、ボリバンには「2σ(3σ)からはみ出したレートは2σ(3σ)の内側に戻りにいく」という概念があります。全く異なるテクニカル指標ですが、指し示す方向は同じなわけです。


つまり、価格がいきすぎた状態から一旦戻る(あるいは調整される)というサインです。



何故「RSIだけ」「ボリバンだけ」ではダメなのか?


根拠が弱いからです。逆張りをするのに、一つの根拠だけでは、あまりにも根拠として弱すぎます。


RSIは高値圏・底値圏に張り付くことがありますし、ボリンジャーバンドは2σをはみだしてバンドウォークすることもあります。


そのため、


RSIにダイバージェンスがついて高値圏から元に戻ったからといって、安易にショートを建てても、絶賛トレンド継続中である場合は多々あるし、ボリンジャーバンドの2σをはみだしたからといって、安易に逆張りをしても、バンドウォークされるとアウトです。



RSIのダイバージェンスとボリバンの2σオーバーの同時発生を狙う


一つのツールのサインだけでは根拠が弱いので、RSIのダイバージェンスとボリンジャーバンドの2σオーバーが同時に発生した時のみ逆張りを狙うというルールです。



実践問題


下記の画像の青い丸赤い丸をつけた箇所が、まさに、上記の条件が同時に発生したポイントになるのですが、どちらでエントリーすればよいでしょうか??

(クリックで画像が大きくなる)
RSIボリンジャーバンド
※設定は、RSI=9 ボリバン=2σ表示

青い丸のポイントで、「弱気のダイバージェンス + ボリバン2σオーバー」が出たからショートのポジションを建てるのか?

赤い丸のポイントで、「強気のダイバージェンス + ボリバン2σオーバー」が出たからロングのポジションを建てるのか?


(↑の画像のように、ロウソク足のヒゲだけ2σから出てると一番良いですね。)


まぁこれはちょっと意地悪な問題でして、これだけでは分かりません^^;
何故、わざわざこんな画像を用意したかというと、トレンド認識という概念をしっかりと意識して欲しいからです。逆張りのエントリーだろうとトレンド認識は必須です。たぶん20回以上書いてます。


言ってる意味は分かるでしょうか?
では、


RSIボリンジャーバンド (2)

こうやって相場の全体の流れを見れば、分かると思いますが、下降トレンドの最中なので、もちろん青い丸の位置でのショートを狙います。


赤い丸の位置は、エントリーではなく、エグジット(利食い)のサインです。間違ってもエントリーしてはいけないところですね。


「逆張り=トレンドに逆らう」ではなく!!
「逆張りでもトレンドフォロー」です!!



念のために、もっと説明すると、逆張りというのは、値動きが進む方向と逆の方向にポジションを取ることです。


こうやって全体を見てしまうと、「後付け解釈」なので、簡単に見えるものですが、リアルに動いている相場(続きが見えない前提)で考えてくださいね。青い丸の位置では、まだ反転するかどうかは分からないんですよ?


下降トレンドの調整中として上昇していると考えることはできますが、それがどこで終わるのかは分からないし、もしかしたらそのまま上昇し続けることだってあるはずです。


つまり、その上昇がどこで止まるか分からないにもかかわらず、ショートを建てているからこそ逆張りなんです。結構リスキーなトレードってことは分かりますよね。


本来ならば、しっかりと反転したことを確認してからショートを建てればいいのにもかかわらず、RSIとボリンジャーバンドのサインを利用して逆張りのポジションを建てているわけです。


じゃあ何故逆張りをするのか?


上記で、逆張りはリスキーなトレードと書きました。じゃあ何でそんなことをするのかというと、単純にストップまでの距離を近くすることができるからですね。


といっても、あまりにもギリギリの位置にストップを置くのはやめた方がよいです。


ショートでエントリーするならば、その時のチャートの最高値から余裕を持った上の位置にストップを置きましょう。ロングでエントリーするならば、その時のチャートの最安値から余裕を持った下の位置にストップを置きましょう。それでも十分すぎるほど利大損小のトレードになりますから。


結局トレードは確率論の世界ですので、小さいリスクで大きい利益が狙える場面でのみトレードを行えば、必ずトータルでプラスになります。


まとめ、注意点


・RSIとボリンジャーバンドが同じ方向に出す
・トレンド認識ができている


というだけで、利大損小のトレードは何度でも繰り返せるのですが、FXで失敗する人は、知識やノウハウを手に入れただけで「勝てるようになった気分」になってしまうことです。


断言しますが、今回の手法であれ、どんなトレード手法でも、動いている相場(続きが分からないチャート)で練習しないと絶対に上手にトレードはできませんので、そこだけは気をつけてください。


大衆心理を理解してないからFXで負ける!?


念のためにもう一度書きますが、止まっている過去チャートではなく、動いている続きが見えないチャートで練習してくださいね。


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複数タイムでのダイバージェンス

ヒドゥンダイバージェンスと組み合わせて使う


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