RSIというと、やはり逆張りのイメージが強いみたいです。RSIを使用した逆張り手法は多々、存在しまからね。
けど、私としては、あくまでも
トレンドの認識をしたうえでのトレンドフォローを推奨します。
ただ、
どうしても逆張りが好きな方や、逆張りでエントリーが得意な方は、RSIだけで判断しないように注意してください。
どういうことかというと、例えば、RSIの値が70以上から70を下回ったからショートとか、RSIが30以下から30を上回ってきたからロング、というのでは、あまりにも
エントリーの根拠として弱すぎるんです。
ご存知のとおり、RSIの値は(設定にもよりますが)頻繁に、70以上、80以上、30以下、20以下になります。その度に逆張りのトレードを行っていては、損切りの連続です^^;
RSIの値が80以上とか、20以下になったとしても、反転しないなんてことはたくさんあります。なので、RSIを利用して逆張りを行う際は、必ず下記に注意してください!
① トレンド認識ができているかまず考える
② 他のツールと併用してエントリーすべきか判断する①については、まず大前提として、できていなければいけないことです。これができていないと、あらゆる手法が使えません。
②について、RSIで逆張りを狙うなら、RSI以外で逆張りを出すサイン(シグナル)と併用してください。
例えば、代表的なものに、ボリンジャーバンドがあります。ボリンジャーバンドは、本来はボラティリティの強さをはかる順張りツールですが、プラスマイナス2σ、3σを値動きがオーバーすると、標準偏差からズレてるので、一旦価格が止まり易いという性質がありますよね?
RSIとボリンジャーバンドの組み合わせによる逆張り手法【問題つき】ボリバンも、もちろん2σをオーバーしたとしても、そのままバンドウォークする可能性は多いにありますが、RSIの逆張りのサインと、ボリバンの逆張りのサインが同時に発生している場合は、その分だけ、値動きが反転する確率も高くなります。全く機能の違うテクニカル指標が、「ここで反転するかもよ!」っていうサインを出すなら、それだけ精度が上がるということです。
もちろんこれは、確率論の話ですが、そもそもFXは確率論で勝つ世界です。相場に絶対はありませんからね。確率は1%でも高い方がよいんですね。上記は、ただの一例です。反転を出すサインなどは他にいくらでもあります。酒田五法のロウソク足でも「反転の型」というものがいくつかあります。なので、RSIで逆張りのサイン、ロウソク足の型で逆張りのサイン、というのが合わさると、それだけ確率が高まるということですね。
けど、しつこいようですが、トレンドの認識ができているということが大前提です。
<関連記事>
RSIのリバーサルパターンヒドゥンダイバージェンスが示すサインダイバージェンスの基本ヒドゥンダイバージェンスと組み合わせて使うRSIにトレンドラインを引く手法の注意点ダイバージェンストレード教材レビュー!信頼性の高さを追求せよ!!RSIのダイバージェンスでトレンドフォローのトップへ